Windows系のPerlはActiveState社の以下のサイトで入手できます。
http://www.activestate.com/activeperl/downloads
上記サイトのWindows (x86)の中にあるWindows Installer(MSI)をクリックして、ダウンロードします。
(64ビットのPCの場合はWindows (64-bit, x64)の中にあるWindows Installer(MSI)を選びます)。
ファイル名は、perlのバージョンによって異なりますが、「ActivePerl-x.y.z.www-MSWin32-x86-aaaaaa.msi」のような名前になります。「x.y.z」にはバージョン、「www」にはプロダクト番号などが入ります。
OSによりPerlをインストールする前にそれぞれ以下のソフトをインストールしておく必要がある場合があります。
(ただし、上記のOSでも、すでに他のソフトウェアをインストールしたときに、インストールされている場合があります。また、上記のOS以外でも、Perlが動作しない場合は、一度、Perlをアンインストールしてから、再度インストールしてみてください。)
OS | Perlをインストール際に必要なソフトウェア |
Windows 7 |
基本的には、PerlのみでOKです。他に必要なソフトはありません。 |
Windows VISTA |
基本的には、PerlのみでOKです。他に必要なソフトはありません。 ただし、Perlをインストールしても動かない場合は、下記のファイルをインストールしてみてください。 ファイルはMicrosoft社の下記サイトで入手できます。 ファイル名は、Windows Vista 32-bit の場合: Windows6.0-KB942288-v2-x86.msuを、 |
Windows XP |
基本的には、PerlのみでOKです。他に必要なソフトはありません。 ただし、Perlをインストールしても動かない場合は、下記のファイルをインストールしてみてください。 ファイルはMicrosoft社の下記サイトで入手できます。ファイル名は、WindowsXP-KB942288-v3-x86.exeです。 |
必要なファイルをダウンロードしたら、ローカルドライブに保存しておきます。その後、インストールするパソコンのOSにあわせて、以下の手順でPerlをインストールしていきます。
OS | Perlをインストールするための手順 |
Windows 7 |
1.管理者権限のIDでログインします。 2.Perlのインストール用圧縮ファイル(ActivePerl-5.x.x.xxx-MSWin32-x86.msiなどのファイル名になっているもの)をダブルクリックして実行します。あとは画面の指示に従っていけば、インストールできます。 |
Windows Vista |
1.管理者権限のIDでログインします。 2.Perlのインストール用圧縮ファイル(ActivePerl-5.x.x.xxx-MSWin32-x86.msiなどのファイル名になっているもの)をダブルクリックして実行します。あとは画面の指示に従っていけば、インストールできます。 |
インストールが終了したら、シェルプログラムのConwin32(Comwpad.exe)を起動し、
c:\>perl -v
と入力して( perl と -v の間は続けて入力するのではなく、スペースを空けること)、[Enter]キーを押してください。下記のようなメッセージが表示できれば、インストール成功です。さぁ、これでperlを利用することができるようになりました。
This is Perl, v5.6.1 built for MSWin32-x86-mblockquoteti-thread (with 1 registered patch, see Perl -V for more detail) Copyright 1987-2001, Larry Wall Binary build 633 provided by ActiveState Corp. http://www.ActiveState.com Built 21:33:05 Jun 17 2002 Perl may be copied only under the terms of either the Artistic License or the GNU General Public License, which may be found in the Perl 5 source kit Complete documentation for Perl, including FAQ lists, shoblockquoted be found on this system using `man Perl' or `perldoc perl'. If you have access to the Internet, point your browser at http://www.Perl.com/, the Perl Home Page
パールのバージョンの違いで表示は微妙に違う場合があります。
うまく表示されなかった場合、上記の手順を再度見直して、行ってください。
Perlで作成したスクリプトは、ファイラーからダブルクリックすることで実行することができますが、そのためには、「環境設定」を確認しておく必要があります。
通常は、インストールによって自動的に設定されていますが、設定されていないと、スクリプトをダブルクリックしただけでは、実行できなくなります。スクリプトを作成したフォルダに「Perl.exe」をコピーすれば、実行することは可能になりますが、それでも面倒なことには変わりありません。Windowsでは、それぞれのOSごとに設定方法が異なるので、以下の表を参照して、必要に応じて設定を行ってください。
OS | 環境設定の方法 |
Windows 7 |
1.管理者権限のIDでログインします。 2.スタートボタンから コントロールパネルを開きます。 3.「システムとセキュリティ」をクリックし、その中の「システム」をクリックします。 4.左端のパネルの中から「システムの詳細設定」をクリックすると「システムのプロパティ」が表示されます。 5.「システムのプロパティ」の中の[詳細設定]タブをクリックし、その画面の下のほうにある[環境変数]ボタンをクリックします。 6.「システム環境変数」 の中から 「PATH」のある行を選択し、[編集]ボタンをクリックします。 7.「変数名」と「変数値」という項目が表示されるので、「変数値」の行の最後に該当するフォルダを指定します。たとえば、「C:\Perl」にインストールし、「C:\perl\bin\perl.exe」がある場合は、「;C:\perl\bin」を追加します(ドライブ名の前にはセミコロンをつける)。別のフォルダにインストールした場合は該当するフォルダを指定します。 8.[OK]ボタンをクリックして、終了します。 9.再起動すれば設定が反映され、ダブルクリックでスクリプトが実行できます。 |
Windows Vista |
1.管理者権限のIDでログインします。 2.スタートボタンから コントロールパネルを開きます。 3.「システムとメンテナンス」をクリックし、その中の「システム」をクリックします。 4.左端の「タスク」の中から「システムの詳細設定」をクリックし、[続行]ボタンをクリックすると「システムのプロパティ」が表示されます。 5.「システムのプロパティ」の中の[詳細設定]タブをクリックし、その画面の下のほうにある[環境変数]ボタンをクリックします。 6.「システム環境変数」 の中から 「PATH」のある行を選択し、[編集]ボタンをクリックします。 7.「変数名」と「変数値」という項目が表示されるので、「変数値」の行の最後に該当するフォルダを指定します。たとえば、「C:\Perl」にインストールし、「C:\perl\bin\perl.exe」がある場合は、「;C:\perl\bin」を追加します(ドライブ名の前にはセミコロンをつける)。別のフォルダにインストールした場合は該当するフォルダを指定します。 8.[OK]ボタンをクリックして、終了します。 9.再起動すれば設定が反映され、ダブルクリックでスクリプトが実行できます。 |
Windows XP |
1.管理者権限のIDでログインします。 2.スタートボタンから [設定] - [コントロールパネル] で、 コントロールパネルを開きます。 3.「システム」をダブルクリックし、その中の[詳細]タブから [環境変数]ボタンをクリックします。 4.「システム環境変数」 の中から 「PATH」のある行を選択し、[編集]ボタンをクリックします。 5.「変数名」と「変数値」という項目が表示されるので、「変数値」の行の最後に該当するフォルダを指定します。たとえば、「C:\Perl」にインストールし、「C:\perl\bin\perl.exe」がある場合は、「;C:\perl\bin」を追加します(ドライブ名の前にはセミコロンをつける)。別のフォルダにインストールした場合は該当するフォルダを指定します。 6.[OK]ボタンをクリックして、終了します。 7.再起動すれば設定が反映され、ダブルクリックでスクリプトが実行できます。 |